Suzuaki流 携帯【超】活用術：メール作成効率化講座（初級編）

---

▼　Suzuaki流 携帯【超】活用術：メール作成効率化講座（初級編）

　≫ライターSuzuakiさんのプロフィールはこちら＞＞

　▼ 携帯メールを書くとき、もっと効率よくかく裏技が、あるんです。

　携帯電話で最も使われているサービスであるメールは
　少ないキーの組み合わせで文字を打たなければなりません。
　その点パソコンならササッと書ける文章も時間がかかってしまいます。

　この文字入力は効率化させる事でもっと早くすることが出来、
　時間短縮にも急ぎの時でも使えます。

　なお、以下は全て5タッチ式入力が前提とされており、
　T9やポケベル入力などはそぐわない場合があります。
　（普及している方式にあわせています）


　◆ トグルで3タッチ入力

　前々からついているのがトグルキー。
　auであれば例外を除き＃に統一されています。

　本来の用途は連打しすぎて目的の文字を超えたときに1つ前に戻すため。
　例えば　「あ」　と入力したい時、「1」キーを一回ですが
　誤って2回押してしまった！
　（ってこのシチュエーションは無理すぎでしたね(笑) ）

　そんな時トグルキー（auであれば＃が多い）を押すと
　「い」から「あ」に戻ります。つまり1つ前の候補になる、ともいいます

　＃機種によって位置が異なる場合、機能のない旧機種がありますので、
　　ご自身の機種の位置をご確認下さい。


　ですが応用すれば、高速化に。

　母音で言うとOやEにあたる、
　入力していてやっかいな後ろの方に出てくる文字は
　初めからトグルを使った方が早くなります。


　例えば「文字」と打ちたいとき、
　77777 33 (→濁点→変換)ですが
　7# 33(→濁点→変換)と、3回分の節約が出来ます。
　7（ま）の一つ前は、最後尾である「も」になり、こうなるわけです。

　実質的にほとんどの場合で「５タッチ入力」が「３タッチ入力」になります。
　（ATOK系ではトグルで数字が含まれるので増える場合があります）
　出てくる順番が遅いものであれば他にも有効なので
　小文字の「っ」なんかも4#で一発。


　◆ 数字を手早く入力（トグル編）

　これはATOK系の文字入力において有効で、
　出来る機種と出来ない機種があります。

　上記の要領で7キーの次にトグルを押すと、
　数字の「7」が出るもの（ATOK系）と
　「も」が出るモノ（Wnn系）に分かれます。

　前者の機種の場合、数字モードに切り替えずして、
　入力したい数字→＃　という組み合わせて入力可能。
　あまり長く打つ場合には入力モードを切り替える方が効率的ですが
　「〜〜〜円」など、数桁であれば、この方が高速。


　◆ 英数字を手早く入力（変換編）

　比較的新しい機種や、東芝系には「英数かな変換」という機能があります。
　これは、（特定の変換キーを押すことにより）
　普通のかな入力モードであっても
　2 555 333 2 22 33 8 → (英数かなキー） → alphabet(,ALPHABET)
　123456789 → (英数かなキー) →123456789

　といった具合に入力できます。
　機種によりキーの割当や候補の内容が違うので、一度説明書を読んでみて
　あなたの機種の変換の仕方をマスターしましょう。


　◆ 定型文活用

　ほぼ、どのケータイにも備わっているのが「定型文」。
　よく使う文章を簡単に入れるための機能なのですが
　「おはようございます」「お疲れ様です」「こんにちは」・・・
　ならいいのですが

　「Merry Christmas!」 なんて年に1回しか使えないモノ、
　「電車遅延のため、遅れます。」、
　という実際にその場面であれば探す余裕もないモノ、
　「中止します。」 って、いったい何を？と聞きたいモノ、
　「OK!」や「NG!」という一体いつ使うのかも不明な割に、
　仮に使うとしたら英字モードで入力したほうが探すより早いという
　ツッコミ所だらけの使えない文が山ほど登録されています。

　が、ほとんどの機種で定型文は編集できますので
　よく使う文を、定型文のほとんど先頭に入れておきましょう。


　◆ ささっと情報を書く「引用機能」

　電話番号やメールアドレス、
　はたまた自分のWebサイトのURL、住所、etc・・・

　自分の情報について教えるとき、
　分かり切っているのに打ち込むのは面倒で、ミスも許されないもの。

　そんな憂鬱なモノを解決してくれる機能があります。

　まずは携帯のプロフィールにこれらの情報を保存しておき、
　必要な時は文字入力時、
　サブメニューから「プロフィール」を呼び出すことで即時入力できます。

　ちなみにアドレス帳からも文字入力に引用できるので
　友人のアドレスを教えるときなどにも使えますが
　他人の情報を引用する時は当人に断りを得ましょう。


　また機種によって差はあるのですが他にも・・・
　　　・メモ帳
　　　・送受信履歴からアドレスを挿入
　　　・ブラウザのお気に入り（ブックマーク）からURLを挿入
　といったモノも出来るようです。

　＃お使いの機種によっては、これら全てが出来ない事もあります
　＃いずれも出来ない場合、単語登録機能で代用可能です


　◆やっかいな記号を速打（W32Hで確認。おそらく41CA、41Hでも有効）

　　、　。　！　？　ー　〜
　よく打つ記号といえば、だいたいこれらです。

　ゼロキーを連打すると記号がずらずらと出るモノの
　出てくるまでに時間がかかるし候補ありすぎて
　「何回目で出るのか？」すら分からない。

　しかし、これらを簡単に入力する方法がW32Hにあります。
　（恐らくCA系にもあると思われるが未確認）

　＊キーを押すと、顔文字一覧がでます。
　ワンタッチで呼び出せて便利なのですが
　　・顔文字を使わない人
　　・今時は絵文字だという人
　　・プリセットの顔文字は気に入らないので変換辞書を使ったりしている人
　には不要で、かなり使われない機能です。

　W32Hでは顔文字リストが編集できるため、
　これの先頭部分に冒頭の記号などを追加します。


（例）
　　０：　、
　　１：　。
　　２：　！
　　３：　？
　　４：　ー
　　５：　〜


　すると
　「、」は * 00 (または* 0 決定)、「。」は * 01 （または * 1 決定)で呼
　び出せます。
　いくつか覚えるだけで記号も3タッチ入力。

　リストが100件もありますので、
　「よくつかう定型文」もこちらにいれたほうが手っ取り早いです。


　◆ 切り替え時間を短縮

　文字種類の切り替え（漢字、カナ、アルファベット、数字、記号など）は、
　何とも面倒な手間ですが、
　よく見ると漢字は１、カナは２、など数字が割り当てられているので、
　このショートカットキーで簡単に呼び出すことができます。


　・・・「中級編」へ続く。。。
　≫ライターSuzuakiさんのプロフィールはこちら＞＞
[ → 全キャリア共通裏技集リストへ戻る ]